フロントエンジニアだけどYAPC::Asia2014に行ってきたので特に楽しかった講演とその感想
今年は1年以上、業務でPerlを触ってないけどまだ自分でも楽しめそうなセッションがあったので、主に 業務効率化 や リリース管理 などの話題に絞って講演に参加してた。
印象に残った講演と、その感想を書いて行く
1日目
完成されたシステムなどない。完成された人間もいない。あるのは成長し続ける未完成なシステムと、それを支える未完成な人間だけだ - YAPC::Asia Tokyo 2014
@kenjiskywalker さんの講演。
少し遅れて講演会場に入ったのだが、スライドに映ってたのは宇宙の写真とステージを練り歩きながらボソボソとゆっくり喋っているケンジさんだった、シュールだ。
Webサービスの誕生と宇宙の誕生を照らし合わせている用でした。 おそらく前代未聞で開拓的な講演でした。
コマンドラインツールについて語るときに僕の語ること - YAPC::Asia Tokyo 2014
@deeeet さんの講演。
serverのプログラムは書かないけど、業務効率化ツールはフロントエンジニアでもたまに書く機会があったので有益だった。 コマンドの引数やオプションの順番や、ドキュメントの重要性についても書いてあって、正しい事の再認識を出来た様な気がした。 スライドも見やすかったし、ベストスピーカー3位になってた講演だった。
コマンドラインツールについて語るときに僕の語ること #yapcasia // Speaker Deck
2日目
モバイルアプリとAPIのありかたを考える2014 - YAPC::Asia Tokyo 2014
@ar_tama さんの講演。
良くtwitterで見かけるし、生で見たときこの人かー!ってなった。
MBaaA(Mobile backend as a Service)という言葉は知ってたけど、その意味と言葉が自分の中で別のモノだったのでここで知れて良かった。 最近はカジュアルゲームでもユーザのTokenやシリアルコードキャンペーンなどもしたかったりする要望が多いので、こういうデータストアやちょっとしたapiも作れる様なserviceは便利っぽいと思った。
モバイルアプリとAPIのありかたを考える2014 // Speaker Deck
Mobile Application Development for Perl Mongers [ninjinkun x gfx] - YAPC::Asia Tokyo 2014
@gfxさんと@ninjinikunさんの講演
今回のYAPC唯一のモバイルアプリケーションのお話で、僕にはド真中ストライクな内容だったので興奮した リリース管理やテストなどの不満は大体同じ認識だったので共感できた。 また、あまりゲームなどのクライアントサイドの開発フローなどの知見があまり広まってない気がするので、そんな中での発表だったから個人的に嬉しかった。
Mobile Application Development for Perl Mongers [ninjinkun x gfx] - YAPC::Asia Tokyo 2014 http://t.co/eEfdbUhv2D #yapcasia 記念ホール待機、これ楽しそう
— ぴーちん (@p_chin) 2014, 8月 30
プランナー・デザイナー・エンジニアでペーパープロトタイミング合宿してた #yapcasia
— ぴーちん (@p_chin) 2014, 8月 30
プロトタイプの時点でUserTestしてる
— ぴーちん (@p_chin) 2014, 8月 30
androidで使えるUIモジュール作ってオープンソースにする時にはそれだけを見れるアプリをGooglePlayにpublishして、そのアプリのurlを貼っておけば使おうとしてる七がどのような動作になってるか分かりやすい。っていうの面白い#yapcasia
— ぴーちん (@p_chin) 2014, 8月 30
UnityだとAssetStoreにスクショとWebPlayerアプリのurlが貼ってあるのと同じノリか
— ぴーちん (@p_chin) 2014, 8月 30
iOSのリリース作業が面倒くさい事多くて属人化しがちなのでGooglepみたいにリリース作業補助するAPIあったらいいなぁ #yapcasia
— ぴーちん (@p_chin) 2014, 8月 30
モバイルアプリであらゆるパラメータがグローバルに定義される現象、あるあるだったのか #yapcasia
— ぴーちん (@p_chin) 2014, 8月 30
Mobile App Development for Perl Mongers // Speaker Deck
まとめ
perlの話題にもう付いて行けないので不安だったけど、なんだかんだで楽しめた。 Web界隈の人のOpen & Shareの精神素晴らしいと思ってる。 なかなかゲーム作ってる人は業務に依存しすぎて技術情報を発表出来てないイメージを勝手に想像してるけど、 ゲーム開発者も外部に知見を共有して行かなきゃなぁと思った。
運営の方々やスポンサーのおかげで美味しいご飯や酒を浴びれたと思うので、ありがとうございました!